こんにちは、フリーランスのすずめのちゅんです。
今日は起業家精神とはいったいどういうことだというテーマでお話しします。
Googleで「起業家精神」と検索すると
“起業家精神とは、新たなビジネスチャンスを見つけ、革新的なアイデアと行動力でリスクを恐れずに成果を追求する積極的な姿勢や能力のこと”
と結果に出てきますが、実感として一体どういう感覚なのかよく分かりませんよね。
ビジネスチャンスを見つけ・・・、リスクを恐れず・・・、積極的な姿勢・・・
何だかすごいことっぽくて私にはちょっと無理かなぁと思ったりもしそうです。
でも、ちょっと待ってください。本当にそんなに難しいことなのでしょうか?
私は、起業家精神って、もっとシンプルで、私たち誰もが持っていたはずの感覚に近いものだと思うんです。それはまるで、子供の頃に夢中になって遊んでいた、あの時の気持ちにそっくりなんです。
・子供は興味のあることを見つける天才
子供は本当に色々なものに興味を持ちます。
道端の小さな石ころ、空を飛ぶ鳥、落ち葉の音。「これ、なんだろう?」「どうしてこうなるんだろう?」そんな純粋な好奇心が、子供たちの世界を広げていきます。
この好奇心こそ、起業家精神の最初のステップです。
ビジネスチャンスを見つけるというのは、この「なんだろう?」という好奇心から始まることが多いのではないでしょうか。
普段の生活で感じる小さな疑問や違和感は、新しい何かを見つけようとする心の動きです。
起業家と呼ばれる人たちは、そうした小さなサインを見逃さず、「自分でやってみよう」と行動に移すのかもしれません。子供が新しい遊びを見つけるように、起業家はまだ見ぬニーズを探し出す。その根っこには、純粋な興味と探究心があるのです。
・子供は自由な発想と創造力が豊か
子供たちの遊びは、本当に自由な発想に満ちています。
段ボール箱が秘密基地になったり、積み木がお城になったり。ルールも自分たちで作って、時には突飛なアイデアが飛び出したりもします。
大人のように「こうあるべきだ」という固定観念がないからこそ、無限の可能性が広がるのでしょう。
起業家にとって、この自由な発想と創造力は非常に重要です。
既存のやり方にとらわれず、新しい視点から物事を捉え、誰も思いつかなかったようなアイデアを生み出す力が必要とされます。
子供の遊びのような自由な発想から、革新的なサービスや製品が生まれるのです。
常識を疑い、既成概念を打ち破るアイデアこそが、新しい価値を生み出す原動力となります。
・子供はリスクを恐れない
子供は遊びの中で、転んだり、失敗したりすることをあまり恐れません。
むしろ、失敗から学び、次はどうすればうまくいくかを考えます。
何度も挑戦して、できることが増えていく喜びを知っているからです。
起業という道も、決して平坦ではありません。
多くの困難や失敗が待ち受けているかもしれません。
しかし、子供のように「失敗してもまた挑戦すればいい」という気持ちで臨むことができれば、恐れることなく前に進むことができるのではないでしょうか。
新しいことに挑戦する際には、ある程度のリスクはつきものです。
子供の遊び心を持つ起業家は、失敗を恐れるのではなく、それを成長の糧と捉え、果敢に挑戦していくことができるでしょう。
・子供は探求心が豊か
子供は、自分が興味を持ったことに対して、徹底的に探求しようとします。
「これは何でできているんだろう?」「どうやって動くんだろう?」と、飽きることなく調べたり、試したりします。
その探求心は、遊びをより深く、より面白いものにするための原動力です。
起業家にとっても、この探求心は非常に重要です。
自分のビジネスに関わるあらゆること、市場の動向、顧客のニーズ、競合の状況など、常にアンテナを張り、深く探求していく姿勢が求められます。
子供が遊びの中で新しい発見をするように、起業家もまた、探求心を持ってビジネスに取り組むことで、新たな可能性や改善点を見つけ出すことができるでしょう。
私たちは大人になるにつれて、様々な経験を積み重ねる中で、いつの間にか子供の頃の純粋な遊び心を忘れてしまうことがあります。
社会のルールや常識、失敗への恐れなどが、私たちの自由な発想や挑戦する気持ちを抑え込んでしまうのかもしれません。
「そんなことできるはずがない」「失敗したらどうしよう」といった思考が頭をよぎり、新しいことに踏み出すことを躊躇してしまう。
しかし、起業家精神を発揮するためには、そうした大人の思考から少し距離を置き、子供の頃のような無邪気な気持ちを取り戻すことが大切なのではないでしょうか。
「起業」という言葉を聞くと、どうしても難しいこと、特別な才能を持った人だけができることのように考えてしまいがちです。
複雑なビジネスプランを作ったり、多額の資金を調達したり、専門的な知識が必要だったり。
もちろん、そうした側面もあるかもしれませんが、本質はもっとシンプルなのかもしれません。
子供の頃、私たちは特に何も考えずに、ただ「楽しいから」「やってみたいから」という気持ちで遊びに没頭していました。
起業も、突き詰めれば、そうした純粋な動機から始まるものなのではないでしょうか。
難しく考えすぎずに、「こんなことができたら面白いだろうな」「こんなサービスがあったらみんな喜ぶだろうな」という、子供のような素直な気持ちを大切にすることが、起業への第一歩なのかもしれません。

今日の話をまとめると、起業家精神とは、特別な才能や難しい知識ではなく、私たちが子供の頃に持っていた遊び心と深く結びついているということです。
好奇心を持って新しいことを見つけ、自由な発想でアイデアを生み出し、失敗を恐れずに挑戦し、探求心を持って深く掘り下げる。
これらはすべて、子供たちが遊びの中で自然に行っていることです。
大人になるにつれて、私たちはそうした大切な感覚を忘れてしまいがちですが、起業という道に進む際には、ぜひもう一度、子供の頃の遊び心を思い出してみてください。
難しく考える必要はありません。
子供の頃のように、純粋な好奇心と自由な発想で、新しいことに挑戦してみましょう。
失敗しても大丈夫。また立ち上がって、次はどうすればうまくいくかを考えればいいのです。
あなたの中にも眠る遊び心を呼び覚まし、起業という冒険を楽しんでください。
きっと、想像もしなかったような素晴らしい発見と出会いが待っているはずです。