フリーランス起業は挫折が9割?挫折を成功への糧とするためのマインドセット

こんにちは、フリーランスのすずめのちゅんです。

今回は起業での挫折についてお話しします。

「起業は一度挫折してからが本番」。もしあなたが今、フリーランスとして起業し、最初の壁にぶつかり、心が折れかけているのなら、この言葉を胸に刻んでください。

私も過去にWeb系フリーランスとして独立し、理想と現実のギャップに打ちのめされ、大きな挫折を経験しました。クライアントはなかなか見つからず、単価は低く、時間だけが過ぎていく日々。貯金は減り、精神的にも追い詰められ、「もうダメかもしれない」と何度も思いました。

しかし、今振り返ると、あの挫折があったからこそ今の自分があると断言できます。挫折は、私にとって成功への通過儀礼であり、人生における大きな糧となりました。

今回は、Web系フリーランスとして一度挫折を経験した私が、自身の体験をもとに、

  • なぜ起業家にとって挫折は成功への通過儀礼なのか
  • 挫折から何を学び、どのように立ち直るべきか
  • 挫折を乗り越え、充実感のある人生を送るためには何が必要か

について、お話しさせていただきます。

この記事が、今まさに挫折を味わい、苦しんでいるWeb系フリーランスの方々にとって、一筋の光となり、再出発への勇気を与えることができれば嬉しいです。

起業家にとって挫折は成功への通過儀礼

起業の世界に足を踏み入れたのであれば、挫折は避けて通れない道だと覚悟する必要があります。なぜなら、起業は未知の領域への挑戦であり、常に変化と不確実性に満ち溢れているからです。どれほど綿密な計画を立て、周到な準備をしても、想定しない問題や壁に直面することは必ずあります。市場の変化、ライバルの出現、技術革新、そして自身の能力不足など、挫折の要因は多岐にわたります。まるでRPGゲームのように、次々と現れる困難を乗り越えていく必要があります。レベル上げを怠れば、強力な敵に打ち勝つことはできません。

しかし、挫折は決してネガティブなものではありません。むしろ、成長と成功に不可欠なプロセスなのです。挫折は、自身の弱点や課題を明確に認識させてくれる成長の機会であり、「何がうまくいかなかったのか」「どこを改善すべきなのか」を深く分析することで、自己成長の大きなきっかけとなります。また、成功体験から学ぶことはもちろん重要ですが、挫折体験から得られる学びは、より深く、より記憶に残る学びの宝庫です。「なぜ失敗したのか」という問いを追求することで、机上の空論では決して得られない、実践的な知識と経験を習得することができます。さらに、挫折を乗り越える過程で、精神的な強靭さ、いわゆるレジリエンスが鍛えられます。困難に立ち向かう力、逆境を跳ね返す力、そして再び立ち上がる力は、起業家にとって最も重要な資質の一つと言えるでしょう。

スティーブ・ジョブズの挫折

世界的な成功者として知られるスティーブ・ジョブズも、決して順風満帆な起業家人生を送ったわけではありません。むしろ、数々の挫折を経験し、そこから多くのことを学び、成長を遂げた人物です。ジョブズは、1976年にAppleを共同創業しましたが、1985年に自身が経営していたAppleから解任されてしまいます。これは、ジョブズにとってキャリアにおける最大の挫折と言えるでしょう。

しかし、ジョブズはそこで諦めませんでした。NeXT Computerという新たな会社を設立し、革新的な技術開発に取り組みました。また、Pixar Animation Studiosを買収し、世界初のフルCGアニメーション映画「トイ・ストーリー」を制作するなど、新たな分野で才能を開花させました。そして、1997年、ジョブズはAppleにCEOとして復帰。そこからiMac、iPod、iPhoneといった革新的な製品を次々と発表し、Appleを世界で最も価値のある企業へと成長させました。

ジョブズの例からもわかるように、一度の挫折は人生の終わりではありません。むしろ、新たなスタート地点となり、その後の成功への大きな推進力となるのです

挫折によって得る新たな視点【悟り】

挫折を経験することで、私たちはこれまでとは全く異なる視点、いわば「悟り」を得ることができます。成功ばかりを追い求めている時には見えなかったものが、挫折を経験することで鮮明に見えてくることがあります。

成功している時は、どうしても自分のやり方や考え方に固執しがちですが、挫折を経験することで、自分の視野が狭くなっていたことに気づき、新たな視点を取り入れることができます。また、うまくいっていた時は見過ごしていた、物事の本質に気づくことができます。例えば、顧客は何を本当に求めているのか、自分の強みは何か、ビジネスで本当に大切なことは何かなど、本質的な問いに対する答えが、挫折を通して見えてくることがあります。さらに、挫折は、自身の価値観を大きく揺さぶる可能性があり、これまで重要だと思っていたものが、実はそうではなかったと気づいたり、これまで気づかなかった大切なものに気づいたりすることがあります。

私自身、Web系フリーランスとして挫折を経験したことで、「成功」の定義が大きく変わりました。以前は、高収入や名声を得ることが成功だと思っていましたが、今は、自分のスキルや知識を活かして、誰かの役に立ち、感謝されることこそが、本当の成功だと考えるようになりました。

成功への執着から充実感のある人生へのシフト

多くの人が、「成功=幸せ」だと信じて疑いません。もちろん、成功は素晴らしいことですが、成功だけが人生の全てではありません。成功に執着しすぎると、常に他人と比較してしまい、満たされない気持ちになったり、成功を維持することにばかり気を取られ、心が休まらなかったりします

しかし、挫折を経験することで、成功への執着から解放され、より充実感のある人生へとシフトすることができます。結果ばかりを追い求めるのではなく、日々の仕事のプロセスそのものを楽しめるようになります。目標達成までの道のり、試行錯誤の過程、チームとの協力など、あらゆる側面に喜びを見出すことができます。また、これまで当たり前だと思っていたこと、例えば、健康であること、家族や友人がいること、仕事があることなどに、心から感謝できるようになります。日常の小さな幸せに気づき、感謝の気持ちを持つことが、充実感のある人生を送る上で非常に重要です。さらに、自分の仕事が、誰かの役に立っていることを実感することで、大きな喜びと充実感を得ることができます。お金だけでは得られない、心の豊かさを感じることができます

立ち直るには努力は必要だが、努力することが楽しい

挫折から立ち直るには、決して楽な道ではありません。相応の努力と時間が必要です。しかし、努力の方向性とやり方を間違えなければ、努力すること自体が楽しくなり、成長を実感しながら、前向きに進んでいくことができます

まずは、具体的な目標を設定しましょう。「いつまでに、何を、どのレベルまで達成するのか」を明確にすることで、モチベーションを維持しやすくなります。目標達成に必要な具体的な計画を立て、それを実行に移しましょう。計画倒れにならないように、小さなステップから始め、着実に進めていくことが重要です。常に学び続ける姿勢を持ちましょう。Web業界は変化のスピードが速いため、最新の情報や技術を常にキャッチアップする必要があります。書籍、Webサイト、セミナー、オンライン講座など、様々な学習方法を活用しましょう。一人で抱え込まず、仲間との連携を大切にしましょう。同じ目標を持つ仲間と情報交換したり、励まし合ったりすることで、モチベーションを高く維持することができます。適切な休息も忘れないようにしましょう。心身ともに疲弊した状態では、良いパフォーマンスを発揮することはできません。OnとOffのメリハリをつけ、リフレッシュする時間も意識的に作りましょう。

夢が叶うまで諦めない

起業は、夢を叶えるための手段です。Web系フリーランスとして独立したのも、「こんな働き方をしたい」「こんなサービスを提供したい」という夢があったからではないでしょうか。挫折を経験すると、心が折れそうになり、「もう諦めてしまおうか」という誘惑に駆られるかもしれません。しかし、ここで諦めてしまっては、せっかく抱いた夢も、努力も、全てが無駄になってしまいます。

改めて、なぜ起業したのか、何を実現したいのか、夢を再確認しましょう。原点に立ち返ることで、再び情熱が湧き上がり、諦めずに頑張る勇気が湧いてきます。最初から大きな成果を求めず、小さな成功体験を積み重ねることを意識しましょう。小さな成功でも、達成感を味わうことができ、自信につながります。長期的な視点を持ちましょう。起業はマラソンのようなもので、短距離走ではありません。すぐに結果が出なくても、焦らず、コツコツと努力を継続することが重要です。最も大切なのは、「諦めない心」です。どんなに困難な状況に陥っても、夢を諦めずに、前向きに進み続けることができれば、必ず道は開けます

まとめ

Web系フリーランスとして起業し、挫折を経験することは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、成長のチャンスと捉え、再出発のきっかけにしましょう