こんにちは、フリーランスのすずめのちゅんです。
今日の記事は「起業に不可欠な創造力が欠如していると感じる時の改善方法その②」となっていますが、前回の補足になります。
前回は、起業に必要な創造力の育て方について書きました。軽く内容をまとめると、
- 想像力が出ないのは、自分の求める基準が知らず知らずのうちに高くなっているから
- 自分の求める基準を落として現状に満足感を抱くことが大切
- 小さく始めて、大きくしていく
ということでした。
今日はそれらに加えて、“今この瞬間が大切”ということついてお話しします。
フリーランスや起業家になりたいけどアイデアがない、もしくは、既にやっているけれど創造力が足りていないと感じることがあります。そんな時、創造力を向上させるためには今この瞬間を大切にすることが鍵かもしれません。
私もそうですが、仕事で目標を追いかけるあまり意識がそちらに向かいすぎて、現在の自分の感情が追いつかなくなることがあります。夢中で追いかけているときは楽しくてしょうがないですが、躓いてしまったときに考え込んでしまうとそこから抜け出すが難しくなることがあります。
特に、好きでもないことをお金のためにやらなければいけないとなったときには、感情が薄れ、氷漬けにされてしまったような感覚になり、創造力が失われていきます。
会社員でもフリーランスでも、仕事が楽しくないと感じる人は、このような感覚の人が多いのではないでしょうか?お金のために自分の感情を抑えて仕事をしているうちに、自分は何をしたかったんだっけ?となってしまうという現象です。
このような現象に陥ってしまったときは、今この瞬間を大切にすることで自分らしさと創造力を取り戻すことができます。
自分が氷漬けになってしまっているなと感じた時は、自分の意識をモニターしましょう。そうすると自分の中に、「こうするべきだ」という意識があることに気づきます。
この「こうするべきだ」という意識に縛られると自由な精神が失われてしまいます。これは状況によってはどうにかすることもできるかもしれませんが、すぐにはどうしようもできないかもしれません。
それでも、「こうするべきだ」と意識していたことを認識できたならば、少しずつ方向転換していくことで、徐々にその状況から抜け出すことができます。
「こうするべき」的な意識は不安から生じます。不安だからこそ、安全な方法を取り続けるうちに、「こうしないといけない」となっていきます。
不安を取り除くためには、何に不安なのかをまずは理解することが重要です。
不安を感じる原因がすぐに思い浮かばない場合もあると思いますが、誰かになんとなく不安な気持ちを話してみたりするのが良いでしょう。
周りに話を聞いてくれる人が見当たらない場合は、紙か何かに書き出したりしてみるだけでも効果があります。書き出しているうちに自分の頭の中が整理されて、「なんだ、こんなことに悩んでいたのか」と、思いが至ることがよくあります。
椅子に座ってじっと悩んでいるとネガティブな気持ちや不安が大きくなり、また安全な行動を取るというループになってしまいますので、まずは何か行動することが大切です。
また、朝に散歩して太陽の光を浴びると元気になることもあるのでおすすめです。
私もフリーランスになってから家にこもって作業ばかりしていたので、精神的に優れなかった時期がありました。そんな中、何かで聞いたか読んだかして散歩をすると健康にいいと知りました。それから散歩をするようになると精神が安定するようになり、今では朝と夕方に散歩に行くのが日課です。
起業家の人も仲間と散歩しながらアイデア出しをすると良いアイデアが浮かぶと言われているため、創造力にいい影響を与えることが分かっています。
フリーランスや起業をすると、場合によっては収入が安定せず、お金の不安になることがあります。この不安に飲み込まれてしまうと、お金ために好きでもないことをやらなくてはいけなくなり、経営に必要な創造力を次第に失っていきます。
一般的な感覚からするとそれくらいは分かることですが、こういう状況に陥ってしまうと「まだなんとなかなる」と思ったりすることもあります。この場合、本意ではありませんが、一時的に安定的な収入源を確保するために、就職なりアルバイトなりすることが結果的に近道になると思います。
安定的な収入源があるのにもかかわらず不安になる場合は前回の記事でお話ししたように、「最初から完璧を求めすぎている」に当てはまるので、まずは自分の求める基準をいったん下げることが必要です。
詳しくは前回の記事にあります。
起業に必要不可欠な創造力が欠如していると感じる時の改善方法今この瞬間を大切にするということが今回のテーマでしたが、不安を取り除くことで本来の自分を取り戻し、創造力を発揮することができるというのがお伝えしたかったことです。
将来のことを気にしてやりたくないことを我慢してやるのではなく、今この瞬間から楽しいと思えることをするという意識が大切です。
「これが終わってから楽しもう」という考えでは、いつまでもニンジンをぶら下げられた馬というような状況から抜け出せません。楽しさを先延ばししない習慣を身に着けていきましょう。
幸せはどこかにあるのではなく、いつも自分の中にあるということを忘れないでください。
これからも仕事のヒントになることをお伝えしていきますので、またチェックしてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。