こんにちは、フリーランスのすずめのちゅんです。
今日は起業に必要な創造力の育て方というテーマでお話をします。
起業したいけど、アイデアが浮かばない、何をやっていいか分からない。という人は結構いると思います。何を隠そう私もそのひとりです。今もこの記事を書きながらどういう記事にしようかとイメージを膨らませながら書いています。現在進行形です。
起業にはアイデアが必要だ!っていうイメージを持っている人は多いと思いますが、ちょっと間違いで、アイデアがあれば成功するのであれば、特許を持っているひとはみんな大金持ちになれます。
アイデアは実践してなんぼのもので、それをよく分かっている起業家のひとはアイデアには価値はないとも言っています。
今回お話しする創造力とは実務を行っていく際に必要となる想像力のことですが、それを身につけると仕事がスムーズになります。文章を書くのが苦手、絵を書くのが苦手、想像力に乏しいなど、思い当たる節があれば役に立つ情報だと思います。
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今現在想像力が欠如していると思っているひとも、子供の頃はいろいろと想像したりすることは多かったと思います。子供は現実というものを知らないので見るものすべてに興味を持っていて想像力の塊ですよね。
それが大人になるにつれていろいろと物事を知っていき、想像力が子供の頃と比べると少なくなっていくというのが一般的です。これはこれで社会に順応しているので良いことでありますが、創造的なことをしたい場合は少し考えを変える必要があります。
本質的な問題はいったい何か?というと、最初から完璧を求めすぎていることです。
知らない間にこうあるべきというイメージが刷り込まれて、いざやってみようと思ったときに、こうあるべきというイメージに邪魔されて想像力が弱まってしまう訳ですね。
これって意外と起業の壁になることで、特に高学歴の人なんかは大学で最先端のモノに触れる機会があるわけじゃないですか。そうすると、そのレベルに慣れてしまって、それよりも良い方に行きたいって思って基準が上がっていきます。
しかし、起業するとなると周りにはたくさん自分よりも上の人たちがいるうえ、自分の社会的地位は高くありませんから、周りより良いものを提供しようなんて考えだすといくら頑張っても報われることの方が少ないです。それでも諦めなければいつか圧倒的な結果を出せると思って、私は頑張ってみましたが結果はでませんでした。
なので、素晴らしい成果を上げようと思うのであれば、是非自分自身の欲求のレベルを下げることが必要だと思います。決して夢を諦めろと言っているのではなく、身の丈に合わない欲は自分を滅ぼすこともあるということです。
このように大きすぎる欲が原因で自分が身動きできない状況に追い込んでしまうことがありますが、自分の欲求のレベルを下げるのは何だか負けたような気がする人も中にはいるかもしれません。
ただ、前回の記事で紹介したように、
フリーランス、起業に不安があるひとが知っておくべきたったひとつのこと
起業においては、お金を求めるとお金は離れていってしまうので自分の欲の基準を下げて、仕事に対する充足感を増やすことの方が重要になります。小欲知足と言います。
そして、自分の仕事に充足感を感じるようになると想像力も自然と身についてきます。
また、最初から完璧を求めないこととつながりますが、何かをしようと思ったときは小さく始めることも重要になります。
自分が簡単にできるであろう本当に小さなことをまずはやってみて、そこで次はどうしようかまた想像することです。
大きなゴールは持っていた方が良いと思いますが、そこから逆算して計画的に行動しようというのだと、いつになっても行動できない人になってしまいます。
方向性が決まって、行動するという段階に入ったならば、まずはできることや、ちょっと頑張ればできることをやっていくことです。
そうすることで、段々とフロー状態に入り、次々とアイデアが生まれてきます。
こういった作業の細分化は、学校や会社では先生や上司がやってくれていましたが、独立すると自分でやらないといけないので意識しておく必要があります。
ここに書いたこと以外にも要因はあると思いますが、ひとことでまとめるならば“心理的なプレッシャーを除いて楽にやる”ということが創造力を育てる秘訣だと思います。
失敗したくない、世間によく思われたいなどを思うのは自然なことですが、それが自分の可能性を狭めていると感じるのであれば、それはいったん置いておいて、楽な方へ流れてみるのもひとつの手ではないでしょうか。
楽な環境で十分英気を養ってみるとまた見える景色も変わるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
つづきの記事がありますので良ければこちらもどうぞ。