こんにちは、フリーランスのすずめのちゅんです。
今日のテーマは、ちょっと変わっているかもしれません。「お金のマインドブロック」について、私自身の経験を踏まえてお話ししたいと思います。
皆さんは、「お金のマインドブロック」という言葉を聞いたことがありますか?
近年、自己啓発やビジネスの世界でよく耳にする言葉ですよね。
お金に対するネガティブな感情や固定観念のことで、それが原因で収入が伸び悩んだり、お金を使うことに罪悪感を覚えたりすると言われています。
私もかつては、「お金のマインドブロックを外して、もっと自由に豊かに生きたい!」と強く思っていました。
今日は、そんな私がお金のマインドブロックと向き合い、それを外そうと努力した結果、最終的に「あれ?もしかしてお金のマインドブロックって、無理に外さなくてもいいのかも?」と感じるようになった経験について、じっくり語らせてください。

まず、「お金のマインドブロックとは何か?」について、簡単にご説明します。
お金のマインドブロックとは、私たちの心の中にある、お金に対する否定的な思い込みや感情のことです。
例えば、
- 「お金持ちは悪いことをしている」
- 「お金を稼ぐのは大変で苦しいことだ」
- 「自分にはお金を稼ぐ能力がない」
- 「お金を使うとすぐに無くなってしまう」
- 「質素倹約こそ美徳だ」
といった考え方が挙げられます。
これらの思い込みは、過去の経験や育った環境、社会的な情報などによって形成されることが多いと言われています。
そして、無意識のうちに私たちの行動や選択に影響を与え、お金の流れを滞らせてしまう可能性があると考えられているのです。
そんなお金のマインドブロックを外して、もっとお金と良い関係を築きたいと考える人は多いでしょう。私もその一人でした。
当時、私が試したお金のマインドブロックを外す方法は、主に以下の2つです。
・一生懸命商売をする
「お金は汗の結晶だ!」という言葉があるように、とにかく一生懸命働くことでお金に対するネガティブな感情を打ち消そうとしました。朝から晩まで仕事に没頭し、少しでも収入を増やそうと必死でした。
また、自分の商品やサービスに自信を持ち、お客様に喜んでもらうことを第一に考えることで、「お金を稼ぐことは悪いことではない。むしろ価値を提供することの対価だ」と自分に言い聞かせました。
・お金があると幸せになれることを考える
お金に対する罪悪感をなくすために、「お金があればもっと選択肢が増える」「大切な人を守れる」「自分の夢を叶えられる」といった、お金を持つことで得られるポジティブな未来を想像するようにしました。
憧れのライフスタイルを思い描いたり、欲しいものをリストアップしたりすることで、お金へのポジティブな感情を高めようと努めました。

これらの方法を実践していくうちに、確かにお金に対する抵抗感は薄れていきました。以前よりも積極的に仕事に取り組めるようになり、収入も少しずつ増えていきました。
しかし、お金のマインドブロックがなくなったことで、予期せぬ変化も私の心に訪れたのです。
・人間関係よりもお金の方が大切になってしまった
お金を稼ぐことが目標になると、どうしても損得勘定で物事を考えるようになりました。誰かと協力する際も、「この人と組むことでどれくらいの利益が見込めるか」を無意識に計算してしまうようになったのです。
その結果、本当に大切な友人との関係が疎遠になったり、信頼していた同僚との間に壁を感じたりすることが増えてしまいました。お金が人間関係よりも優先順位が高くなってしまったのです。
・何をするにも費用対効果で考えるようになった
趣味や娯楽に対しても、「これにどれだけの費用をかける価値があるのか」「将来的に何かリターンがあるのか」といった費用対効果ばかりを考えるようになりました。
例えば、友人に誘われた食事会も、「参加費に見合うだけの楽しい時間や有益な情報が得られるか」と考えてしまい、心から楽しめなくなってしまったのです。
・結果つまらない大人になる。しかもそんなに儲からない
お金のことばかりを考えるようになった結果、私の心はどんどん ドライになっていきました。何をするにも打算的になり、純粋に楽しむという感情が薄れてしまったのです。
また、驚くべきことに、そこまでお金のことばかり考えて行動したにも関わらず、劇的に収入が増えるわけでもありませんでした。むしろ、人間関係が悪化したことで、仕事のチャンスを逃したり、周りの協力を得られなくなったりする場面も出てきました。
あの時、「私はなんてつまらない大人になってしまったんだろう」と、深く後悔しました。そして、「このままでは本当に大切なものを失ってしまう」という強い危機感を覚えたのです。

そんな経験を経て、私は「もしかしたら、お金のマインドブロックって無理に外さなくてもいいのかもしれない」と思うようになりました。
もちろん、極端な貧困思考やお金に対する過度な恐怖心は改善する必要があるかもしれません。しかし、「お金を稼ぐことは少し恥ずかしいこと」「お金よりも大切なものがある」といった感覚は、必ずしも悪いものではないのではないかと考えるようになったのです。
そこで私は、意識的にかつての自分の中にあったお金に対する考え方を少しずつ取り戻していきました。
・お金稼ぎは卑しいものとしていた方が精神的に豊か
以前は、「お金を稼ぐことは人の役に立つことの証だ」とポジティブに捉えようとしていましたが、今はあえて「お金のことばかり考えるのは少し卑しいことだ」と思うようにしています。
もちろん、生活のためにはお金は必要です。しかし、お金を第一の目的とするのではなく、自分の好きなことや情熱を注げることに集中することで、結果的に精神的な豊かさを得られるのではないかと考えるようになりました。
お金を追いかけるのではなく、自分の内面を充実させること、人との繋がりを大切にすることに重きを置くことで、心穏やかに過ごせるようになったと感じています。
・人間関係がスムーズになり物事がうまくいく
お金よりも人間関係を大切にするように意識を変えたことで、周りの人とのコミュニケーションが円滑になりました。損得勘定抜きで人と接することで、信頼関係が深まり、結果的に仕事やプライベートにおいても良い方向に進むことが増えたように感じます。
例えば、以前は「この人に協力してもメリットがない」と感じて避けていた人とも、積極的にコミュニケーションを取るようにしたところ、意外なビジネスチャンスに繋がったり、新しい趣味の仲間が増えたりといった嬉しい出来事がありました。
お金を目的としないことで、周りの人との間に自然な協力関係が生まれ、結果的に物事がスムーズに進むことを実感しています。

今回の経験を通して、私は「お金のマインドブロックは、必ずしも全てを排除すべきものではない」という結論に至りました。
もちろん、お金に対する過度なネガティブ思考は改善すべきですが、「お金が全てではない」「お金よりも大切なものがある」という感覚を持つことは、人間性を豊かにし、結果的に人生をより良くする可能性を秘めているのではないでしょうか。
お金を追いかけることに疲れてしまった方、お金のことばかり考えて心が ドライになってしまった方は、一度立ち止まって、自分にとって本当に大切なものは何かを考えてみてください。
もしかしたら、あなたの中にあるお金のマインドブロックは、あなた自身を守るための大切なフィルターなのかもしれません。
お金を目的にするのではなく、情熱を持って取り組めること、大切な人との繋がりを大切にすることで、回り道に見えても、それが結果的に一番の近道になることもあるのではないでしょうか。
今回の話が、少しでも皆さんの心に響いたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。